カネボウの化粧品自主回収問題について

白斑様症状が多数発生、不安が広がる

2013年7月、大手化粧品会社として名高いカネボウが、自社の美白化粧品を自主回収することを発表しました。回収する商品は54種類にもわたり、過去例を見ないほどの大規模回収となるようです。これは、カネボウの美白化粧品を使った人の一部から、顔がまだらに白くなるなどの「白斑様症状」が発生したことによります。

以前から皮膚科医から白斑患者の報告があったのですが、最初のうちは美白化粧品との関係がよくわからなかったため見過ごされていました。しかし、被害が拡大するに従って美白化粧品との因果関係を認めざるをえなくなり、自主回収に至ったというわけです。

詳細な因果関係についてはまだはっきりわかっていないのですが、どうやら美白成分のロドデノールが問題なのではないかと考えられています。ロドデノールはメラニンの生成を阻害して肌を白くする効果があるとされるカネボウ独自の美白成分ですが、メラニンをなくすことによって白くなり過ぎてしまう可能性があるのです。

ロドデノール以外に危険な成分とは?

ハイドロキノンにも白斑の可能性

現在自主回収が進んでいるロドデノール配合の化粧品については、今後販売されることはおそらくないだろうと考えられます。しかし、美白化粧品には刺激の強いものが多く、ロドデノールだけが悪者になるとは限りません。現在、多くの美白化粧品に使われているハイドロキノンにも注意が必要です。

ハイドロキノンはメラニン生成を抑制して肌を漂白する作用が知られていますが、高濃度のものを長期間使用すると白斑が出る可能性があることが知られています。5%以下の濃度なら比較的安全ですが、それでも肌に刺激がないわけではありません。高い効果がある反面、肌にダメージを与えやすくなっているのです。

健康な普通肌の人は濃度5%以下のハイドロキノンを使えば大丈夫なことがほとんどですが、敏感肌の人だと炎症や赤みなどを発生するおそれがあります。肌が弱い人・敏感肌だと自覚している人がハイドロイキノン入り化粧品を使うのは避けた方がいいでしょう。

では敏感肌の私はどうやって美白したらいいの?

敏感肌にも使える低刺激の美白化粧品

敏感肌の人は漂白成分の入った化粧品を使うことは避けた方がいいと話しました。では敏感肌の人は美白を諦めなければいけないのでしょうか。いえ白く透明な肌を諦める必要はありません

ディセンシアのサエルは、敏感肌のために作られた美白化粧品です。刺激の強いハイドロキノンを使用せず、香料や着色料も無添加の肌に優しい処方となっています。敏感肌はバリア機能が弱く炎症や酸化を起こしやすいため、コウキエキス、ムラサキシキブエキス、アルニカエキスで肌のトラブルを防止します。

ヒト型セラミドを含むヴァイタサイクルヴェールで肌を保護して外部刺激をブロック、ハトムギ由来の成分「白様雪」でくすみや乾燥を防ぎます。そうして肌を整えたうえで、シミ生成を防ぐエスクレシド、ビタミンC誘導体などの美白成分で肌を白い状態に戻していくのです。

これらの美白成分はハイドロキノンなどと違い、比較的低刺激で敏感肌にも使用できます。安心して美白に取り組むことが可能になっています。

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ディセンシア サエルがおすすめな人
  • 以前、美白化粧品を使って肌荒れを起こしたことがある人
  • 肌が敏感で、低刺激の化粧品しか使えない人
  • 子供の頃などに、原因不明の白斑になったことがある人
  • シミを消すより、これ以上黒くさせないケアをしたい人

美白化粧品による肌荒れや白斑を防ぎたい人、ゆっくり美白を目指したい人にはディセンシア サエルが最適です。